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タイム(記録)を出すためにする3つのこと

更新日:2021年7月29日

こんにちは

RewritEx パーソナルトレーナー 國定俊佑です。

スイマーであり、スイミングインストラクターでもある立場から

今回は水泳で記録を狙う、記録を出すためにはなにをするべきか?

にフォーカスしてお送りします。


1.自分のカラダがどう動いているか?

  • 筋・骨格の認知

2.自分のカラダを思い通りに動かしているか?

  • 動作を鍛える

3.最大パワーを発揮しているか?

  • パワー出力トレーニング



はじめに

自分のカラダがどう動いているか知っていますか?

つまり、泳いでいるとき筋骨格のつき方から可動域や柔軟性を理解し、手・脚・体がどんな動きをしているか。

これを把握しながら泳いでいますか?


まず、自分の体がどのように動いているかを確認していくことが、記録を出すうえで必要になります。


なぜか?

それは、いかに無駄を少なくし、効率的かつ効果的な体の使い方が水泳には求められるから。



例えば、クロールを泳ぐときの動きを思い出していきましょう。


初心者に多い泳ぎ方

<無駄が多く非効率とみられる場面>

  • 姿勢では頭が入らず腕が曲がり、体が沈み過ぎている

  • ストロークでは水を撫でてしまったり、指先が曲がりすぎたりしている

  • 膝が曲がりすぎている、水面が非常にあわただしい

  • 息継ぎで顔が立ちすぎる...etc


上手な人の泳ぎ方

<無駄が少なく効率的とみられる場面>

  • 頭が入り抵抗が少ない姿勢をとれている

  • 手や腕で水を捉え、一かきでよく進む

  • なめらかなキックが打てている

  • タイミングよく、リズムよく泳げている...etc


初心者の多くは、抵抗が大きくなる動きや、水を捉えないといけない場面でとらえらていなかったり、手足の動きがちぐはぐで姿勢が乱れたりといった体の動かし方になりやすいです。

これは、動かし方を知らないのもありますが、自分の体の構造が理解できていないことが原因です。

つまり、姿勢や筋肉・関節の柔軟性や可動域を知らないまま見本の動きだけを真似しようとするからです。

なかなか泳げるようにならないばかりか、怪我のリスクもあがります。



では、どうすれば自分の動きを認知できるかというと

映像に記録する、泳ぐ動作を陸上でやって鏡でみる、泳ぎながら自分の泳ぎを覚える、指導者に見てもらうなどの方法があります。




上達するということ

自分のカラダを思い通りに動かしていますか?

見た目には、大きく動いているのに、よく進む。

無駄が少なくなり、動きがスムーズかつ疲れにくい動きは楽にかつ速く泳げるようになります。

これらの泳ぎは場面のコントロールと動きを連係させていくことにあります。


では、さらに手を速く回し、キックをたくさん打てばもっと速く泳げるようになるか?



答えは...

Yesって人もいればNoって人もいます。


Yesな人

  • 自分の体の動かし方を理解し、自分の泳ぎ方を理解し、水の特性を理解している人


Noな人

  • 自分の泳ぎは理解したが、自分の体の動かし方を理解していない、水の特性を理解していない人


水泳は単純に手足を速く動かせば速く泳げるようになるとは限りません。

自分の筋肉を効率よくかつ効果的に使い、それが、自分の骨格に合った動きでなければパワーがうまく水に伝わらりません。


例えば、水中で可能な限り速く手を回したとします。

このときに、水を捉えていれば進むことができますが、空回り状態だと進みにくいということです。


なので水を捉えてかくという場面では、

手のどの部分に水があたり、それをどの方向にもっていくか。

また、水を送るときのスピードはどの位必要なのか。

など自分の体をコントロールすることが速く泳ぐには必要になります。


他にも、姿勢は?キックのタイミングは?などもコントロールしなければなりません。

これも、映像でみたり、ドリル練習の反復をしたり、指導者の指示に合わせて動かしたりする方法があります。



最後に

最大パワーの発揮ができているか?

効率よく効果的な泳ぎができるようになってきたら、あなたも上級者です。

しかし、競泳(試合や大会)で記録を狙うとなると、大きな泳ぎでスムーズに進むだけでは勝てません。


今の動きにパワーを出す(瞬発力)変化をつけることが、泳ぎのレベルを飛躍的にあげることができます。


最大出力トレーニングとは

自分の体を認知(筋骨格系)し、それを効率よくコントロールし、かつ最大出力で行う。

つまり、水泳の場合、全力(ダッシュ)で泳ぐ!?


これには、

  • 神経系トレーニング

  • 筋力トレーニング

  • コーディネーショントレーニングを行う必要があります。

これは伝令の伝達速度と正確性をあげること

それに耐えうる筋力や骨格の形成をすること

それらを協調させスムーズなパワー出力をうながすことになります。



代表的なトレーニング方法として、インターバルトレーニング、サーキットトレーニング、スプリントトレーニングなどがあります。


これらのメニューはとても高強度でつらい。

ですが、1人ではなかなかできない練習も同じ目的をもつメンバーがいればできる!

実際にASUWAのプールでメンバーと練習中。

さらに、プールだけでなく陸上でも、水泳のパフォーマンスアップのためにケアとトレーニング理論を用いて実践しています。



トレーニング内容はまたの機会に。。。

(2018年10月から週1のスイム練習とパフォーマンスアップトレーニングでどこまで記録を出せるか挑戦中)



まとめ

タイムを出すということは、

正しい動きで、スムーズな動きを最大出力で再現することだと考えます。

今の自分を知り、どんな動きができ、それがどんなパフォーマンスにつながるか。


具体的な方法やトレーニング内容は千差万別。

あなたに合った方法はなんですか?


試さなきゃわかんないこともたくさんあります。

変化を起こして進化する。


欲しいのは”動けるからだ”と記録!(^^)!




まもなく夏到来!

水泳を始めたい方、海、川、プールを楽しみませんか?

あなたのレベルに合った方法で指導します。

水泳は、体を鍛えることもでき、辛抱強さや継続する力を身につけることもできます。

また、水難事故から身を守ることや美容にも効果があります。

泳げる方もレベルアップしてみませんか?


自己流もいいけど、最短で上達するには習いましょう!

問い合わせやお申込みお待ちしております。

Swim-Stars.Club



#マスターズ水泳

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